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外科一般

当院では外科治療として、擦り傷・切り傷をはじめとした外傷に対して、まず傷を可能な限り目立たないようにするということを心がけております。
従来のガーゼや消毒液を使用した治療ではなく、患部を水でしっかりと洗い流し、乾燥させないようにする湿潤療法を取り入れております。また、縫合を必要とする外傷の場合は、可能な限り傷跡が目立たないように細い糸を使用した治療を行っております。
その他にも、胆石など、当院で対応しきれない疾患に対しても、地域の医療機関と提携しておりますので、専門的な治療が必要な場合は患者さまがスムーズに治療を受けることができるようご対応させていただきます。

巻きつめ

巻き爪とは、爪の先端の端が変形して内側に曲がり、皮膚に食い込んで痛みを生じさせる病気で、 ハイヒールのように先の細い靴を履き続けることが原因です。 爪と皮膚の間に綿を詰める、ワイヤーを使うなどの治療法があります。
当院では、肉芽がかなりひどくなっている場合は、直接切除を行うこともありますが、基本的には、ワイヤーを使用して、巻き爪を広げる治療を行っております。ただ、ワイヤー治療は永続的ではない為、症状が改善されるわけではありません。
また、ワイヤー治療は2週間に1度ご来院頂く必要があります。
その際に、ワイヤーを1本ご購入して頂き、そちらを3回ほど繰り返して使用し、おおよそ2カ月で治療はいったん終了します。
当院では併せて、糖尿病の方の爪白癬や、皮膚の状態がよくない方に水虫なども含めた、日常的な部分の指導も行っております。

■ワイヤー治療の概要(自由診療)
初回費用:8,000円(ワイヤー1本分の費用含む)
2~3回の通院(費用は500円程度)が必要です。
まれにワイヤー装着後爪が割れてしまうことがあります。その場合は後日再装着します。
※表記料金は税込みです。

門外科

当院の治療に関して

当院では、いぼ痔をはじめ、切れ痔、外痔核、内痔核や痔ろうなど、お尻に関する病気の治療を行っております。
お尻の病気は、デリケートな部分になりますので、当院では、女性スタッフがいる環境を作り、女性の患者さまでもできる限りご来院しやすい体制づくりに取り組んでおります。
また、日頃の便通の調整や生活習慣病の指導など、痔の改善や予防する為のアドバイスも行っております。

手術は外来で行う局所麻酔もありますが、入院の上腰椎麻酔下で2泊3日を標準としております。
自己負担額は手術方法によっても多少増減しますが3割負担で個室料を含め5万円弱となります。
詳しいことはお尋ねください。

痔ろう(あな痔)

特に男性に多い疾患です。 痔ろうは、肛門の周囲が腫れて膿み、膿が溜まってできた肛門周囲膿瘍が自然に破れたり、膿が出た後の孔がふさがらず残っている状態です。 炎症がさらに広がると、肛門周囲の皮フや肛門粘膜に何本も瘻管ができます。

痔核(イボ痔)

直腸や肛門回りの静脈が密集している場所が膨れあがり、しこりになった状態です。このしこりを痔核といい、発生する場所によって内痔核と外痔核に分けられます。 直腸粘膜の下にできるものを内痔核、肛門外側の皮フの下にできるものを外痔核と呼びます。
痔核は肛門疾患のおよそ半数を占めます。原因はいろいろありますが、常習便秘、排便時にいきむ、力仕事や過度の飲酒、妊娠(出産時のいきみによる)などが原因で起きることが多い疾患です。

裂肛(切れ痔)

裂肛とは、肛門周囲の粘膜や皮フが切れ、傷ができたものです。 硬い便を排泄する時、肛門の粘膜や皮フが切れることで起こります。炎症を起こすと治りにくく、慢性の潰瘍となる場合もあります。同じ場所が何度も切れるとその周囲が肥大して厚く盛り上がって硬くなり、さらに治りにくくなります。近年は若い女性にも多い疾患です。

腸内科

当院では、経鼻の胃腸内視鏡を使用して、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化器系疾患に対して、検査を受けて頂ける環境を整えております。
昔は経口チューブがかなり太かったり、苦痛を伴うイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思います。
当院は、細いチューブで行う経鼻内視鏡を使用しており、経口内視鏡に比べ苦痛が少なく、楽に検査を受けて頂けます。
胃や腸の不調でお悩みの方は、1度ご相談ください。

ピロリ菌の検査

ピロリ菌は、胃がんの原因とも言われる菌であり、近年では、胃酸の中でも存在できる菌としてご存じの方も増えてきているかと思います。
当院では、ピロリ菌の検査を行っており、胃内視鏡で検査を行った際に、胃粘膜がピロリ菌感染の疑いがある患者さまに検査を実施しております。ピロリ菌に感染をしていた場合は、除菌薬を用いて、ピロリ菌を除去する治療を行います。除菌を行うことで、胃がんのリスクを軽減させることが可能ですが、ピロリ菌を除去して終わりという訳ではありません。
1年に1度の検診をご提案しております。

内科一般

当院では、風邪、発熱、頭痛などの急性疾患を始め、生活習慣病の糖尿病や高血圧など慢性疾患まで幅広く対応をしております。
採血・血液検査・レントゲンなどで検査を行い診断します。軽い咳が続いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返すことがある方は気兼ねなくご相談ください。
その他、当院で対応が難しい場合は地域の医療機関と提携しておりますので、専門的な治療が必要な場合は患者さまがスムーズに治療を受けることができるようご対応させていただきます。

宅医療

日本では、団塊の世代の方が全て後期高齢者となる2025年になり、多くの方が、病気になっても「住み慣れた地域や自宅で療養したい」と考えるのではないでしょうか。
病気や加齢による身体の衰えなどによって、医療機関への通院が困難となった場合に、自宅や高齢者向けの施設などの「生活の場所」に医師や看護師などが訪問して、診察や治療、健康管理などを行うことを『在宅医療』と言います。
具体的には、医師をはじめ、歯科医師、訪問看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、介護支援専門員(ケアマネジャー)、訪問介護員(ホームヘルパー)など、さまざまな医療や介護の専門職が連携して定期的に患者さまのご自宅などを訪問し、チームとして患者さまの治療や介護を24時間対応で行っていく活動です。
実際には、医療・介護関係者などが、患者さまやご家族と相談の上、計画に基づいて定期的に訪問し、治療や経過観察を24時間体制で対応しています。
在宅医療には、医師が訪問して診察や経過観察を行う訪問診療や往診のほか、看護師が訪問してケアを行う訪問看護、理学療法士や作業療法士が行う訪問リハビリテーションなどが含まれます。